吃音のしがらみから解放される方法 - HAPPY FOX

吃音のしがらみから解放される方法

  1. 吃音の治し方・克服方法・トレーニング
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吃音当事者のしゅんと申します。

【私、吃音で悩んでいるんです・・・】

僕もすごくわかります・・・

僕は幼稚園のときに双子の兄から伝染するような形で吃音を発症しました(兄は完治)
学校では常に比べられ、それが災いし国語の音読ではプライドを傷付けられる日々でした。

吃音を直すために腹式呼吸・カラオケ・録音しながら音読練習・接客のアルバイト7年。
これら全てやり切っても治りませんでした(汗)

今吃音で悩んでいる、そして吃音が頭から離れなくて疲れています。そんな方に読んでいただければ幸いです。

リラックス出来る環境を作る

リラックス出来る環境は、吃音から解放されるにはまず大事になってくるものです。

力を抜いて心地よさを感じゆったりとした感情になることで脳にセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。

そして、そのセロトニンを朝のうちに出しておくことでメリットがたくさんあります。

  • 気分が良くなる
  • 夜には睡眠物質に変換され良く眠れる
  • うつ病の防止

うつ病の患者にはセロトニンが大きく不足しているといわれています。

吃音で悩む・・・その状態が大きくなるとうつ病に繋がるケースもあるのでそこから解放されるために必要なリラックス行動をお伝えします。

それは・・・朝日を浴びる。これだけです。

え?これだけ?って思われた方もいると思いますがこれだけです。笑

人間は太陽の光を浴びることでこのセロトニンが大量放出されます。

それにより気分が良くなり、マイナスな感情に目を向ける事が減っていく仕組みになっています。

目安時間としては15分から30分程度あれば充分です。気が向いたら外に出て散歩するのも良いですね。

こうする事で日々の吃音で支配されている脳が少しずつ吃音を手放していき、本来持っている心地よくいたいだとか幸せになりたいという人間本来の欲求に目覚めていく事がまず大事になっていきます。

本当にやりたいことを見つけ没頭する

本当にやりたいことを見つける事がなんで大事なんですか?と思う方もいると思うので先に説明します。

実は吃音で悩むみなさんも没頭しています。なぜかって常に吃音の事を考えるのに没頭しているからです。
それは非常に吃音のしがらみから抜けるには危険な状態といえます。

吃音で悩む方にもこんな経験あるのではないでしょうか?
吃音のことを考えている時は吃音が酷くなり、つい忘れて何かに没頭している時に何故か普通に話せてしまう、そんな事が。

私はこう思っています。

吃音という存在は忘れられると困っちゃうんだなあって。何かに没頭するのは大事です。
仕事でも趣味でも何でも良いです、何かやりたい事を見つけて時間を忘れるくらい没頭しましょう。

ちなみに私はFIFAというサッカーゲームのゲーマーです。同じゲームをやられている方、一緒にやりませんか?

ゴールを設定してそれにふさわしい態度を取る

これは先ほどの本当にやりたい事に没頭する事の延長線上の話になります。

人間というものはゴール(目標)設定がある事で的確に情報を得てくれる生き物です。
お腹が空いたらご飯屋さんが目につく経験は誰にでもあります。

なので、ゴールを設定する事をオススメしています。
仕事だと売上目標でもいいし、顧客数やら職種によって様々だと思うのでみなさんの自由にお任せします。

もちろん、趣味でもいいですよ。私だとカラオケでOfficial髭男dismさんの曲を素敵な声で歌えるようになることが最近のゴールです。

そして、それと同時にやって欲しいのが達成している人と同じ態度で過ごすという事です。
これって凄く大事な事なんですよ。実は人間の脳ってイメージしている事と現実の区別って案外理解してないってことが判明されていて、吃音の話で言うとモデリング話法っていう手法が使われたりしています。

モデリング話法っていうのは誰か理想の話し方をされる方の真似をする方法の事で、それをする事で吃音で固まってたイメージが理想の話し方で人と接する方に移行する方法です。
実は私はこの方法で吃音だいぶ楽になったなと思いました。

以上の事を踏まえた上で吃音で固まっていたイメージを理想のゴールで上書きし、それにふさわしい態度で過ごすのは大事です。

(まとめ)最近吃音のこと考えなくなったなと感じたらそれが正しい方向に導かれている証です

いかかでしたでしょうか?

今回は吃音で悩む人に多いしがらみに囚われる日々から解放される方法についてお話させていただきました。
今回私がお伝えしたことを実行した上で数日後楽になったなとか吃音の事考える時間減ったなと体感すれば良い方向に導かれている証です。

なぜそういえるのかというと。吃音者の大半は日々吃音の事や吃らないようにするために頭を使い過ぎて、本当に大切なことを考える余白がないからです。
何か本質的な変化が欲しければ、何かを捨てなければいけない。これは吃音の悩みに限らず大事なのはわかっている人も多いと思います。

それが自分の吃音のことになると手放せない状態になっている。それだけなのです。
吃音におけるしがらみを手放し、本当に欲しいものに目を向けられるようにしていきましょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

しゅん

SCW公認メンター。
大阪出身。双子で生まれ、自分だけが吃音でした。
周りから比較されて苦しい学生時代を過ごした後に仕事や、ビジネス、コーチングを通じて得た吃音との付き合い方を執筆しています。

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