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こんにちは。やっちーです。
いつも私の記事をご覧いただき、大変ありがとうございます。
以前に書かせていただいたきつえもん社長の動画に対するレビュー記事が大変好評だったと伺いました。
↓好評だった記事はこちら↓
そこで、今回は、以下の動画について紹介させていただきたいと思います。
【吃音改善】どもりで悩む人がやるべき3つのポイント『吃音克服のその先へ』吃音症であるわたしが経営者にまでなれた思考法
この動画では、きつえもん社長が吃音に悩む人がやるべきことを3つあげています。
- 辛いことからは逃げる
- 人の評価を気にしない
- 物事の本質を考えること
本記事では、これらについて、私の感想や意見を書かせていただきたいと思います。
辛いことからは逃げるについて
吃音を持っている方には真面目な人が多いと思いますので、逃げることが苦手な人も多いのではないでしょうか?
私も逃げることがとても苦手で、つい頑張りすぎてしまいます。
ただ、世の中には逃げることが上手な人もいて、そのような人ほど人生が上手くいっているように感じているため、私も上手に逃げられる人になりたいと思っているところでした。
私が思う逃げることが上手な人とは、人に依頼や相談するのが上手い人です。
依頼や相談するのが上手い人というのは、苦手な仕事があったときに、それを得意とする人に上手く任せることができます。
苦手な仕事から逃げているにもかかわらず、結果を出すことができ、さらに多くの人に慕われている印象です。
良い人間関係も築けているため、転職にも困らないのではないでしょうか?
このような人たちを見かけるようになってから、「逃げること=悪いこと」ではないと思うようになりました。
辛いことから逃げるのが上手い人になれるよう、人に依頼や相談するスキルを身に着けていきたいと思っています。
人の評価を気にしない
私は大学生までは、人からの評価をかなり気にしてしまっていました。
今でも、その性格は治っていないのですが、社会人になってから、少しずつ改善してきました。
その理由は、周囲の評価はコントロール不可能であることを経験的に理解してきたからだと思います。
以前、社内の研修で、同じ部署の人とグループディスカッションをする機会がありました。
そのテーマの中に、「グループのメンバーの良いところをあげてください」というものがあり、他人から見た自分の良いところを教えてもらうことができました。
その内の一つに、このようなものがありました。
「仕事で分からないことを聞いたときに、ゆっくりと聞き取りやすい速さで説明してくださった。また、言葉を選びながら話している様子であり、丁寧で思慮深い人なのだと感じた」
この評価をいただいたときは、かなり驚いてしまいました。
なぜなら、ゆっくりした話し方は難発の吃音を隠すためであったし、言葉を選びながら話している様子というのは、ただ難発で言葉が出なかっただけだったからです。
吃音で周囲にネガティブな印象を与えてしまっていると思っていたにもかかわらず、このようなポジティブな捉え方をされていたと知り、不思議な気持ちになりました。
このように、自分の特性や行動に対して、自分と他人とで感じ方が大きく異なっているということを実感することが多くありました。
人の評価を気にすることが無駄なことであると理解するようになり、少しずつではありますが、人の評価を気にすることをやめることができるようになってきたと思います。
物事の本質を考えること
私は普段の仕事の中で、「目的と手段を明確にすること」を強く意識しています。
これと「物事の本質を考えること」は似ているように思いました。
そのため、本質を理解することに関しては、普段から取り組んでいるため、少しだけ自信があります。
吃音者はスピーチをする際に、「上手く話ができるかどうか」を気にしてしまうと思います。
私も学生のころは気にしてしまい、スピーチの前日は食欲がなかったり、眠れなかったりしました。
ただ、話すというのはあくまでも手段であり、スピーチの目的ではないと気づいてから、上記のような問題からは解放されつつあります。
スピーチの目的とは、伝えたいことを伝えることです。
スピーチの内容や使用する資料について熟考するなど、これを達成するための手段はいくつもあります。
目的を考え、その達成に吃音の有無は重要ではないことを理解することが、吃音者の不安軽減につながるのではないでしょうか?
私の感想は以上になります。
どれも一朝一夕でできるものではありませんが、人生を豊かなものにするために必要不可欠な考え方だと思います。
3つの内、簡単だと思うものからで良いと思いますので、ぜひ訓練を始めていきましょう!
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