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吃音を持つ子供の中には学校の音読で言葉がつっかえたり、発表が上手くできなかったりして落ち込んでしまい、なかなか気持ちを切り替えることができない人も少なくないのではないでしょうか?
私もかつて、人前で激しく吃ってしまい、クラスメイトから笑われて落ち込んだ経験が沢山ありました。
そんな時、いつも明るい先生から気持ちの切り替え方を3つ教えてもらいました。その気持ちの切り替える方法は、大人になった今でも助けになっているので、今回は皆さんにもシェアしたいと思います。
暗いときは心も沈む。問題について考えるときは夜よりも朝がオススメ
学校で辛いことや問題があったとき、夜中に布団の中で考え込むのは良い方法ではありません。一般的に夜に考えごとをすると悪い方向に行ってしまうことが多いからです。
気持ちの切り替え上手な人は、夜の間は悩みごとを一旦保留にしておいて、次の日の朝を迎えてから改めて考えるようにしているそうです。
時間を置くことで気持ちを整理することができますし、外が明るくなってから考えたほうが、前向きな気持ちで物事をとらえることができます。
おいしいものは嫌なことを忘れる魔法。
学校で嫌なことがあった時は、好きなお菓子やご飯を食べることもオススメ。お腹が空いた状態で嫌なことを考えていると余計に惨めな気持ちになってしまうので、悩む前に何かを食べておくと気持ちを落ち着かせることができます。もし、食欲がないときはホットミルクに砂糖やハチミツを入れたものを飲むと気持ちが落ち着きます。
嫌な経験と考えるか、学びと考えるかは自分次第。
水が半分入ったコップが目の前にあるときに、ポジティブ思考の人は「水が半分も入っている、たくさんある」と感じます。一方でネガティブ思考の人は「水が半分しか入っていない、少ない」と感じます。
コップに水が半分入っているという事実は変わらないのに、人間は無意識に感情というラベルを張ってしまうのです。
あなたは物事にポジティブな感情のラベルを貼るタイプですか?ネガティブな感情のラベルを貼るタイプですか?
ネガティブな感情のラベルを貼れば貼るほど、自分を苦しめてしまいます。事実を変えられないのなら、ポジティブな感情のラベルを貼ることを心掛けることがオススメです。そうすれば、嫌なことだと思ったことも、貴重な学びとして自分の糧になるからです。
すぐに変わらなくてもいい。少しづつチャレンジしてみよう。
上記の3つの方法は、私が小学生のときに先生から教わった方法です。すぐに実践できるものもあれば、長い時間を要するものもありました。
大切なのは少しづつでもチャレンジしていくことです。この方法があなたの気分転換のお役に立てたら幸いです。
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