Twitterアカウント切替で環境がガラッと変わった - HAPPY FOX

Twitterアカウント切替で環境がガラッと変わった

  1. 吃音の治し方・克服方法・トレーニング
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 こんにちは!なおきです。

 今回の記事は、先日オンラインサロン「Stutter Story’s」で行われたメンターのトミさんのグループメンタリングからテーマを抜粋させていただきます。

≫ オンラインサロン「Stutter Story’s

 トミさんは特技を「10分あれば人と打ち解けることができる」というほどのコミミュケーション能力の高いメンターさんです。

 吃音がありながらも、営業職として活躍されています。しかも、かなり営業成績がいいと聞いています。正直、僕には到底できないな…。と思いながらオンラインサロン内で話を聞かせてもらいました!

何気ない小さな一歩が、大きな未来に化ける可能性を秘めてる

 今回のトミさんのグループメンタリングのテーマは『今年、私○○が印象深かった報告会』でした。

 まず、初めにトミさんが自身の、今年印象深かった話を聞くことができました。

 その中で、仕事の部署が変わったことや、日本吃音協会に関わったことを話をされていました。

 トミさんが日本吃音協会に関わったきっかけが少しおもしろいな!と思ったので、その部分をここでは共有させてもらいます。

 トミさんはTwitterをずっとやっていましたが、今年の2月にアカウントを今までのものから、吃音中心のアカウントに変えたそうです。

 それがきっかけで、理事長の藤本さんと出会って、日本吃音協会に関わったということでした。

一番はこれ(日本吃音協会)。一歩踏み出すと広がる。吃音とか関係なく。

 こう話されていたのが印象的でした!

 確かに、トミさんの話を聞いていて思ったのは、初めの行動の一歩はTwitterのアカウントを切り替えたこと。でも、その時にこうやって日本吃音協会に関わることまで、先を見ていたのかをいえばそんなことはありません。

 むしろ、日本吃音協会は11月に設立なので、2月の段階でそこまで見ることができなかったはず。

 でも、Twitterのアカウントを吃音中心に変えた。そんな小さな一歩から始まって、現在では、公式メンターとして同じように吃音に悩む人の助けになる存在になっているのはすごい!

トミさんでも自己紹介は緊張する。そんな時の対処法

 トミさんと話してもいても、「え、本当に吃音者?」っていうくらい吃音がでてないように感じます。でも、メンタリングではそんなトミさんでも、今年の会社の部署異動の時の自己紹介では緊張をしたようです。

 でも、その時に考えていることが「あ、ここが違うのか!」と参考になりました。

 普通なら、自己紹介で意識するのは「上手く話せるかな」「吃らずに言えるかな…」と考える人が多いと思います。

 トミさんは違いました。

吃るのは開き直る。前日は緊張するし、鼓動も高鳴ったりする。

でも、異動してきた経験値を会社に貢献をどうするか?だけを考えた。だから、自己紹介は緩和されたと思う。

 自分の緊張よりも、会社に対してどんな貢献ができるのか?に焦点を当てることが、結果的に吃音への意識を解消されて、吃音が緩和されたということです。

 自分の場合は、どうだろうか?自己紹介をする時に、聞いてる相手にプラスになるような自己紹介をしようと思ったことはあるかな…。いや、9割以上自分のことばっかりだったかもしれない…。と反省しました。

 他にも、こんな話もされていました。

人と仲良くなるコツを教えてください

 この質問に対してこんな回答をされていました。

プラスアルファを心がける

 例えば、「シャーペンを貸してください」と言われたとする。そんな時には、シャーペンだけじゃなくて、消しゴムや紙も一緒に渡してあげる。

 他の方法として、、

常に明るく、笑顔でいる。『目の前の人』と仲良くなる為に自分から開いて相手が話してくれるのを待つ。

 明るく、笑顔でいる。というもの形を変えたプラスアルファになりますよね。不愛想に人付き合いするよりも、相手のことを考えたら、笑顔の人といる方が気持ちいいですよね。

 自己紹介の時と同じように、相手のことを考えるからこそでてくるトミさん流の関係づくりなのかもしれませんね。

苦手なことは先にもっと良い方法で回避する

 他にも、相手のことを考えるトミさんだからこその、吃音の回避術があったので、その方法も紹介します!

 トミさんが苦手な状況の1つとして、

支店に入る時に大勢に向かって「おはようございます」と挨拶をするのが苦手

と話されていました。

だから、○○さんおはようございます。と、一人ずつ名前を呼びながら挨拶をする。名前を呼ばれて嫌な人はいないと思う。

 大勢に向かって大きな声で挨拶をするのは、苦手かもしれない。でも、その苦手を遠ざけて逃げるというより、それよりももっと方法で吃音を緩和しているというのはスゴイな!と思いました。

 吃音があると、みんなと同じルールでは上手くできないこともあるかもしれません。でも、目的が明確であれば、吃音者だから考えつくより良い方法を生みだすことができるということですね!

グループメンタリングから学んだ個人的まとめ

 グループメンタリングでは、もっとたくさんの話をしていただいたのですが、この記事では2点共有をしました。

  • 小さな一歩が予想をできない未来になる可能性がある
  • プラスアルファ精神が吃音を緩和させる

 一人で考えていても気づかなかった価値観に触れることができたのが、印象的なグループメンタリングでした。

 吃音者同士で交流すると、自分の考えてなかった視点からのアドバイスや価値観に触れることができます。もし、吃音の人と交流していみたいという方は、無料の一般会員に登録してみてくださいね。

なおき

3歳の頃から吃音を発症。

日本吃音協会で同じ吃音者と出会い「同じ吃音者でも様々な意見や価値観の人がいる」と知りました。

吃音悩む人が少しでも少なくなればいいと思い、記事を作成しています。

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