【吃音対策】きつえもん社長が語る!吃音当事者の自信のつけ方 - HAPPY FOX

【吃音対策】きつえもん社長が語る!吃音当事者の自信のつけ方

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みなさんは「きつえもん社長」というYouTuberの動画をご覧になったことはありますか?

SCWの理事長藤本浩士が運営しているチャンネルで、「社長×メンタリスト 人生激変ちゃんねる」というキャッチコピーで活躍しています。動画では吃音を克服した経験をもとに人生を幸せにする思考法をわかりやすく紹介しています。

今回は、その中から私が面白いと思った動画を紹介させていただきます。

吃音で自信が持てないあなたへ、具体的な対策をアドバイス

【吃音社長が語る】人生を変えるたった1つのこと

この動画では、きつえもん社長が自信をつけることの大切さについて語っています。自信があれば挑戦することができ、その結果として人生を変えることができるからです。また、自信をつけるためにはどのような行動をすべきかも示されています。

この動画について、私が良いと思った点が2つあります。

良いと思った点

● 発信者が吃音当事者であること
● 自信をつける対策が具体的に示されていること

吃音者の自信向上対策としてこの動画がおすすめな理由①
発信者が吃音当事者である

発信者が吃音当事者なので吃音で悩まれている方にメッセージが届きやすいのではないかと思いました。

私は吃音を自覚してから自信を無くしてしまい、やりたいことに挑戦できない人生を歩んできました。しかし、自信を持ちたいという気持ちはあったので、「これをすれば自信がつきます!」と書かれている自己啓発本をいくつか読んできました。

しかし、心に刺さるような本に出会うことができず、書いてあることも実践できませんでした。著者は吃音のような障害を何も持っていない。だから自信を持つことができたのではないかと考えてしまったのです。

一方で、きつえもん社長は私と同じく吃音に悩んでいた背景があります。吃音を抱えていても自信を持つことができたと語っている動画を見て、勇気をもらいました。

吃音者の自信向上対策としてこの動画がおすすめな理由②
自信をつける方法が具体的に示されている

この動画がおすすめな理由の2つ目は、自信をつける対策が具体的に示されているので実践しやすかったことです。

書店でよく見かける自己啓発本は抽象的な内容が目立つ気がします。例えば、成功している自分をイメージしてみようとか、自信があるかのように振舞ってみようみたいなものです。このような内容では再現性があるかどうか怪しいですし効果も実感しにくい気がします。

一方で、きつえもん社長の動画では自信をつけるための行動には生産性があるかどうかが重要であると具体的に述べられています。行動に生産性があれば、その結果が知識やスキルとして現れるので効果も実感しやすいということです。

自信をつける具体的な方法

●見知らぬ人に話しかけてみる。(例)電車で隣に座った人などにネクタイの結び方を聞く。

●何かに打ち込む。(例)筋トレ、ジョギング、英語の勉強など。

私は特に「何かに打ち込む」がいい方法だと思いました。大学生のときに、統計学とプログラミングが面白いと思って打ち込んできました。そのおかげで統計学の知識は今の仕事にかなり活かされています。私の周りには統計学に打ち込んできた人がかなり少ないため、上司からは貴重な人材として重宝してもらえています。

プログラミングのスキルは、仕事の難しい統計解析をするために役立っており、私の市場価値を高めてくれています。このように何かに打ち込むことによって手に入れた知識やスキルは、社会に出てからの活躍や自信に直結するものだと思っています。吃音を持っていても社会で活躍できると思うことができれば、自然と自信もついてくると思います。

見知らぬ人に話しかけてみるというアドバイスもありましたが、始めは人見知りの自分にはそんなの無理だと思っていました。しかし、思い返してみると私にも見知らぬ人に話しかけることができた経験がありました。

統計学の勉強に打ち込んでいたときに、一人で勉強することに飽きて誰かと情報交換をしてみたいと思い、都内で行われていた統計学の勉強会に参加してみたことがありました。

普段は吃音の恐怖から積極的に質問することができなかったのですが、その時だけは周囲の参加者への好奇心の方が勝り、自分から勉強法について質問することができていました。統計学に打ち込んだことが、勉強会に参加し見知らぬ人と話をするという挑戦につながったようです。

私のように見知らぬ人に話しかけてみるなんて無理だ、と思っている人はまず何かに打ち込むことから始めてみるのはいかがでしょうか。行動することで勇気や好奇心が生まれて、見知らぬ人に話しかけてみることもできるようになるかもしれません。

そうなれば、自信がどんどん湧き出るようになります。私はまだ自信があると断言はできませんが、統計学やプログラミングに打ち込むことによって、少しずつではありますが自信がついてきたように思います。

今回紹介したきつえもん社長の動画を見て、改めて自信を持つには何かに打ち込むことが大切だということを再確認することができました。自信がないと感じている人は是非きつえもん社長の動画を見てみてください。

yatchi

鹿児島県出身、埼玉県在住。吃音歴26年。製薬会社で研究員として従事。
難発が多く、特にア行で始まる言葉が苦手です。吃音が原因で友人ができず、孤独な毎日を過ごしてきました。孤独からどのようにすれば抜け出すことができるか、私の考えなどを発信していきたいと思っています。

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