小学校5年生の女子児童2人から直接当協会にメールで申し込みがあり、
クラスで現在共生社会をテーマにした総合学習を行っている中で、その題材を”吃音で困っている人”にしたいので出来ればインタビューをさせて欲しいとのリクエストを受け、

その後、担任の先生とも打ち合わせをした上で
SCWサポーターと事務局員で直接小金小学校を訪問して直接この2人の児童と面談をしてまいりました。

自分たちの知らないことを知ろうとする探究心や吃音のことを理解しようとする前向きな姿勢、意欲がとても伝わってきましたし、その後この2人の児童が自分のクラスメイト達にもしっかりと学習題材として発表をしてくれたものだろうと思います。

面談後には、小金小の校長先生と教頭先生とも面会をして、同小学校の「ことばの教室」での、日本吃音協会によるセミナー開催や保護者へのレクチャー等の連携可能性についても、話し合いをしました。

このような初等教育現場において、児童が自発的に吃音に関心を持ちクラスで話し合いをしているという現実に触れ、大変嬉しくまた頼もしく思いました。

私たちは、今後も吃音の理解を深める啓発活動に取り組んでまいります。